「Carvel」の歌詞について考える



【和訳】John Frusciante – Carvel:


「John Frusciante はこの曲でヘロイン中毒者の気持ちを代弁しています。彼はドラッグをやることに価値がないことを知っていますがやめられません。」


「FISH FROM PAKISTAN WATER」さんのブログにて
非常に分かりやすい解説がされています。

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When I try I force it out
俺がやろうとしても押し付けてしまう

Never looking in only out
誰も見てはいない

Now is the time for millions to lose
今まさにいろんなものを失った

Never the same since I lost you
君を失ってから同じときなんてないのに

Running me out of town
街から出ていく

Wishing the best around
最良の結果になることを願って

Would only get you off my back
君は俺を放っておくんだろうか

Heaven receives you and throws you back
天国は君を受け取って 送り返す


Sending a dummy to my God[×4]
神に偽物を送り付けてやった


Driving to eat a Carvel cake
カーベルケーキをやけ食いする

Somewhere you know isn't where you think
君の知っているところは 君が思っているところじゃないんだ

Have you gone away
君は行ってしまったんだね


[×4]
Have you gone, have you gone away already?
君はどこかへ行ってしまったの?

Come back, come back, come back, come back
戻ってきて


All the good times are on their way
薬をやっているときはいつもいい気分さ

Up and down um that's how energy stays alive[×2]
浮き沈みがあれば 生きているって実感できる

And I wouldn't have it any other way
他に方法がないんだ

Wouldn't have it any other way
他のやり方はないんだ

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ジョンは自分を「you(あなた)」と表現するようで
要は過去の自分を客観的に見て、歌詞を書いています。

ドラッグ中毒で何もかもうまくいかず、
闇に落ちていった過去の自分、

当時思っていたこと、
そして振り返ってみて、客観的に見た今の思いを書いています。


「Come back, come back, come back, come back」の意味は
まともだったころの自分だったんですね。


「Shadows Collide With People」のアルバム自体が
暗いところから、光り輝く明るいところへ這い上がるような
夜明けのような印象を持つのは

ただメロディだけではなく、歌詞にもあるということですね。

彼の後悔や挫折の経験があってこその思い。

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